JetPalletが計算するもの
これらの結果は入力値から直接導かれ、個別に検証されます。入力値が正しければ、結果も正しくなります。
- 積付けパターン:すべてのカートンの位置と向き。探索とは独立したチェッカーが、カートン同士が重ならず、積載面の外に出るカートンがないことを確認します。
- 個数・高さ・重量:1段あたりとパレットあたりのカートン数、積載高さ、そして入力した重量から求める総重量(パレット、層間シート、エッジプロテクターを含む)。
- 幾何学的な支持:回転または反転した段で、各カートンの底面のどれだけが下の段に載っているか。
- 積荷の重心:カートンの中心点の重心を、パレットの角を基準に長さ・幅・高さで示します。
- 荷室:車両内の各パレットの位置、使用したローディングメーター、複数配送先(マルチストップ)での積み込み順。
- コスト:入力した価格と料金から算出します。
- 依存する結果:カートンやパレットを変更すると、JetPalletは車両、軸重、配置の結果を古いものとして表示します。再計算は自動ではなく、ボタンをクリックして行います。
インスペクタとパッキングレポートでは、すべての結果に3段階のステータスが付きます。各段階は下位の段階を含みます。
- 幾何学的にチェック済み:配置が物理的に可能で、個別に検証されています。
- 技術的に妥当:さらに、高さと最大積載量が設定した上限以内で、支持率が最小値に達し、転倒に関する注意事項がなく、入力されていれば圧縮強度も十分です。
- 外部で検証済み:さらに、許容範囲内の実測チェックや固定に関する書類など、外部の記録がこの結果に紐付けられています。JetPalletはその記録の内容はチェックしません。
どの段階も、積荷が安定していることや安全に輸送できることを意味するものではありません。ステータスは内蔵の計算モデルに基づくもので、安全性や輸送の安全を証明するものではありません。
JetPalletが推定するもの
これらの値は、簡略化したモデルと仮定に基づいています。判断や選択肢の比較には役立ちますが、測定や検査に代わるものではありません。
| 機能 | 根拠 | 限界 |
|---|---|---|
| カートンの圧縮強度 | ECT、板厚、カートンの周長から求める簡略化したMcKee式。実測したBCTがある場合はそちらを優先 | 推定値。湿度、保管期間、積付けパターン、中身が実際の強度に大きく影響 |
| 積荷の固定 | EN 12195-1に基づく上掛けラッシングと直接ラッシング、EN 12642に基づく前壁・側壁・後壁。各配送先の後に再評価 | 推定値。標準値は二次資料に基づくもので、規格本文との照合はしていません |
| 軸重 | 積付けレイアウト、パレットの重量、車両プロファイルから算出。軸グループを個々の軸に分割(エアサスペンションは明示した仮定として、それ以外は不均等配分係数、リフトアクスル、単軸の上限を使用) | モデル計算であり、計量台の代わりにはなりません。指令96/53/ECに基づく上限値は、ボタンをクリックしたときに提案値として入力されるだけで、原文との照合はしていません |
| 転倒の警告 | 二次資料の係数を用いた幅と高さの比 | 推定と警告であり、幾何学的なチェックでも安定性の計算でもありません |
| 最も安い車両の選択 | 入力したコスト単価を使った車両の組み合わせの探索 | 小規模なケースでは厳密、それ以外は近似値として表示。その場合、最小値は証明されていません |
| ストレッチフィルム、CO₂e | 使用量と排出量の仮定 | 比較用のシナリオ値 |
画面上でもPDFでも、積荷の固定は推定値であり、有資格者による確認に代わるものではないことを明記しています。
JetPalletがチェックしないもの
- 安定性と輸送の安全性:積み荷がブレーキ、カーブ、ラック保管に耐えられるかは、カートンの品質、中身、フィルム、バンド、摩擦、運転によって決まります。Appはこれを証明しません。
- 危険物:JetPalletは、入力内容からADRの警告(混載禁止や、ADR 7.5.4に基づく食品との距離など)と、IMDG Code(第7.2章)に基づく隔離に関する注意事項を導きます。これは危険物のチェックではなく、IMDG 5.4.2に基づくコンテナ収納証明書でもありません。警告がないことは承認を意味しません。責任は有資格者または危険物安全アドバイザーにあります。
- 法的な承認:JetPalletは、積荷の固定、危険物、通関に関する承認を行いません。ISPM 15のリマインダーなどの注意事項は、あくまでリマインダーであり、チェックではありません。
- 実際のパレットと車両:荷役台はEPAL/EN 13698-1、ISO 6780、ISO 3394、DIN 15159-1、UIC 435-3(ボックスパレット)に基づいており、高さと自重は目安値です。車両プロファイルは公開されているメーカーデータに基づいています。不明な場合は実測してください。
- 入力値:寸法や重量が誤っていれば、結果も誤ります。JetPalletは入力値の妥当性と形式をチェックしますが、正確さはチェックしません。
パターン探索の精度
入力中に結果が表示されるよう、最適なパターンの探索には上限を設けています。そのため、考えられるすべてのケースで理論上最良の段を見つけるわけではありません。どこまで近づけるかは測定しています。
- ランダムに生成した1,000件(1段につきカートン1種類)の再現可能なテストでは、807件で、より多くのカートンを載せられる段が存在しないことが証明されました。どのケースについてもより良い解は知られておらず、残りのケースは証明がまだ済んでいません。
- 専門文献で認められている16件の比較問題では、16件すべてで既知の最良結果に到達しています。これらは面積から求められる上限と一致するため、最適解です。
- コンテナ内の混載では、公開されているテストケースを再現した場合の充填率が、文献で報告されている値をまだ数ポイント下回っています。
- 難しいケースには、明示的に開始する集中探索と、独自の配置を作成できる段エディタを用意しています。
固定の上限と未解決の点
計算と表示を扱いやすく保つため、一部のツールには固定の上限があります。
| 領域 | 上限 |
|---|---|
| ERP注文(JSON) | 1注文あたり最大500行、10,000パレット |
| 積み上げビデオ | 最大1,000個のカートン、50段 |
| 3D表示 | 最大5,000個のカートン |
| 混載注文 | 最大50種類のカートン、100品目行、500個 |
| 配送先 | 1〜100 |
- 翻訳:インターフェイス、積載計画、ドライバー用シート、パレットラベルは47言語で利用できます。ドイツ語と英語はレビュー済みで正式にリリースされています。ほかの45言語は機械翻訳で、言語の専門家によるレビューはまだ行われていません。
- アクセシビリティ:JetPalletはVoiceOver用の要約とキーボード操作に対応しています。VoiceOverによる手動の受け入れテストはまだ実施していません。
Webの計算ツールは簡略化した計算です
このサイトのWebの計算ツールは、手早く目安をつかむためのものです。計算できるのは、2方向の単純なグリッドとブロックパターンのみで、Appよりパターン群が少なく、段順序、支持チェック、はみ出し、荷室、レポートには対応していません。結果がAppと異なる場合は、Appの結果が正しいものとなります。
結果を適切に活用するために
- 寸法と重量は、仕様書だけでなく実際のカートンで確認してください。
- 推定値は上限としてではなく、選択肢の比較に使ってください。
- 新しい梱包を導入する前に、試しにパレットを組んでください。
- 積荷の固定と危険物は、有資格者に評価してもらってください。
よくある質問。
JetPalletは認証を受けている、または規格に準拠していますか?
いいえ。JetPalletはパレットの積付けパターンを幾何学的に計算し、EN 12195-1とEN 12642に基づいて積荷の固定を推定します。承認を行うものではなく、有資格者による確認に代わるものでもありません。
JetPalletはADRやIMDGに基づいて危険物をチェックしますか?
いいえ。JetPalletは入力内容から警告と隔離に関する注意事項を導くだけです。警告がないことは承認を意味せず、梱包証明書でもありません。
JetPalletはパレットを安全に段積みできることを保証しますか?
いいえ。圧縮強度はMcKee式で推定しています。積み荷が耐えられるかどうかは、カートンの品質、湿度、保管期間、中身によって決まります。